島商株式会社は、浅草道林寺に残る過去帳によると、延享元年(1744年)武蔵屋吉右衛門から始まっているので、創業は享保年間に遡ると推定される。安永年間より代々屋号を「山十・島屋新助」と称し、嘉永4年(1815年)の旧幕引継書「諸問屋名前帳」には、日本橋小網町「住吉組荒物問屋」「通町組小間物問屋」「島屋新助」と記録されている。
明治31年刊の「日本商工営業録」には「油・荒物・島屋」として載っていることから、明治時代から油専門問屋に。後に「合資会社島田新助商店」となり、菜種油、胡麻油、椿油、小麦粉、蕎麦粉、澱粉などを扱う。伝馬船で小網町河岸に運ばれた荷は、関東一円に売られていった。
大正6年、ライジングサン石油(後のシェル石油)の販売組合「東京貝印揮発油組合」の設立に参加。同年「竹本油脂株式会社」、後に「日清製油(現、日清オイリオグループ株式会社)の特約店となる。大正12年、関東大震災で家族・店員の殆どを失う。
昭和4年、増次郎(当時18才)が九代目を継ぎ、事業を再興する。
昭和16年、第二次世界大戦の統制強化に伴い、石油・油糧配給公団の指定店となり配給業務に専念する。
昭和20年東京大空襲で焼失した小網町の店・倉庫を再建し、シェル石油、日清製油、竹本油脂の特約店として再出発する。
昭和34年東部興業(株)(現・東部ケミカル(株))設立、シェル化学製品の卸売りを主業務とする。
昭和39年、島商株式会社へ社名変更。
昭和41年、(株)シェルガーデン設立
昭和44年、「中央シェル石油販売(株)」を設立。
平成元年、本社ビル“CANAL TOWER”(キャナルタワー)新築落成、オフィスビル賃貸業を開始。
平成16年、関連会社として有限会社ゴーマーチャンツ設立、イタリアよりオリーブオイルの輸入業務を開始すると共に取扱商品を高級食材全般に拡大する。